顔いっぱいにウンチの滝!
私たち一般市民が可愛い動物とふれあっている陰で、獣医さんや飼育員さんは彼らの健康を守るために懸命に戦っている。綺麗で楽しいことばかりではなく、ウンチまみれになることも日常茶飯事である。
今回、そんな獣医さんの苦悩が一挙に伝わってくるギャグ漫画のような動画を紹介しよう。
この映像は、タイ・サムイ島のゾウの保護施設「サムイ・エレファント・サンクチュアリ」がインスタグラムに投稿した動画だ。
ピンク色のレインコートをまとっているのが獣医のトム医師で、この日、便秘となってしまったゾウ”ラナ”の治療をしていたという。
しかし、便秘はかなりひどくなっており、このまま置いておけば腸閉塞となって命に関わると判断。獣医さんは手で直接便を引き抜くことにしたのだそう。その瞬間はビデオに収められた。
肛門に詰まっていた便を、トム医師は両手で一気に引き抜く。すると、下痢便が滝のように噴射!!
その勢いは、トム医師のみならず周りの飼育員にまで振りかかる。全身にウンチを浴びてしまった医師の気持ちを思うと、吐き気を催してしまう、、、
この臭すぎる動画は4.6万回も再生され、タイ国内のみならず海外でも話題に。
「うあ〜、最悪な仕事の日だったな!でもすごく大事なこと。チームはゾウさんの命を救った!」「すごいwwwめちゃくちゃ面白いけど、ゾウを助けるためにやったことはすごいことだ!よくやった!」「あなたの献身に感謝します!」といった称賛の声が寄せられた。
ちなみにゾウはこの治療により元気になったそうで、トム医師の苦悩が無駄にならなかったことは素晴らしいことだ。
例えウンチまみれになってもゾウを救う・・・その素晴らしい姿勢に、拍手を送りたい。