少女像の顔が怖すぎて近隣住民から苦情が!!
12月18日、ロシア・モスクワから南に500kmの小さな村で、開村250周年の記念セレモニーが行われていたという。
その際、村の言い伝えをモデルに制作された少女像がお披露目に。設置されることとなったというが、像の顔がとんでもなく怖いとして、地元住民から苦情があがるほどだったという。
それがこちら。
Пару дней назад в Нововоронеже поставили памятник Алёнке. А уже сегодня решили его снести. Признали, что слишком уж жутким он получился. Но ведь какой год — такие и памятники pic.twitter.com/k5as8MKNex
— Лента.ру (@lentaruofficial) December 21, 2020
とても少女には見えない顔である。
これが設置されたのは、ヴォロネジ州ノバヤアレノフカ村。地元の伝説によると、今から250年前、アレンカという少女が定住地を求め土地を巡っていたところ、小川のほとりにたどり着いたという。そこから、現在のノバヤアレノフカ村ができたとされている。
記念碑は地元の芸術家の一人によって作られたというが、そのアレンカ像のいまいちっぷりに、地元民はがっかり。苦情まで寄せてきた村人もいたという。
これを受け、村長は「アレンカ像は250周年記念で地元住民に贈るために作られましたが、彫刻に予算を割くことはなかった」とコメント。また、設置からわずか3日で撤去され、「これは記念碑ではなくオブジェです」と話していた。
式典には140万円(100万ルーブル)がかけられたとのことだが、現在アレンカ像は倉庫で眠っており、改善予定ではあるそうだがその見通しは立っていないとのことである。
しかし、騒ぎはここで収まらなかった。像の姿はSNSに掲載され、国外にまで拡散。「怖すぎだろwwww」と笑う人や「外交官に認定しろ」といってコラージュ画像を作る人も現れる騒ぎとなった。
Этого памятника боялись даже чеченцы. Жуткая Алёнка стала героем мемов. Вполне заслужено pic.twitter.com/AKUskkdbdd
— Лента.ру (@lentaruofficial) December 21, 2020
思わぬ形で村が有名になってしまい、村側は不本意に感じていることだろう。