犬扱いされる夫の心境やいかに!?
カナダ・ケベック州では、1月9日より夜間外出禁止令が発せらせている。夜20時〜朝5時の不要不急の外出が禁じられ、違反すると多額の罰金が科せられるという。
ただし、愛犬の散歩に限ってはこの限りではなく、住居から最大半径1km以内の外出が許されている。
その穴をつこうとしたのか、今回の夫婦はとんでもない行動をとったらしい。
Quebec couple hit with curfew-violation fine after wife walks husband on a leash https://t.co/clmhMqnWMi
— Gerry Forbes media. Forbesco. (@Flapjack92) January 12, 2021
1月9日土曜日の夜9時ごろ、地元シャーブルックの警察は、ダウンタウンに向かって歩いていた1組のカップルを外出禁止令違反で罰金を科し、およそ12万円(1200ドル)を請求した。
捕まったのは、地元在住の女性(24)と、その夫(40)。奇妙にも夫は、なんと首輪をつながれていたという。
伝えられるところによると、妻は警察に対し、夫を指差して「家の近くで犬の散歩をしているところ」だと言ってきたという。地元紙「La Tribune」においても、夫婦は全く警察に協力的でなかったと報じられている。
外出禁止令が始まった最初の週末は、ケベック州全体でおよそ750枚もの違反チケットが切られたという。
これに対し、ケベック州知事のフランソワ・ルゴー氏は「難しいことではありますが、ケベック人は、必要なときは一丸となって行動することができるはずだ。」とコメントしており、ルールを尊重するよう呼びかけている。
一時はコロナウイルスが収まっていたカナダだが、感染が急激に再拡大しており、すでに17000人が命を落としているという。