「お金がないのに子供を産むのは無責任」とあるロシア人モデルが投稿した一言で論争が勃発!!

カルチャー

経済的余裕がなかったら子供を作るべきではない?

妊娠・出産の際に必ず飛び出すのが、お金の問題

「行政の支援も受けられるし、愛情を注いでいれば経済状況は関係ない・・・」という方もいるだろう。一方で、「我が子に不自由はさせたくない」というのもまた親心である。

今回、そんなお金と子供の問題に対しとあるインスタグラマーが一石を投じたところ、物議を醸しているという。

発端となったのは、元ロシアの新体操選手で、現在モデルのカロリーナ・セバスチャノワ氏(25)のインスタグラムへの投稿だ。

彼女は2012年のオリンピック優勝者であり、美容セラピストとして活動する超セレブである。だがこの度、「貧しい親は支援したくない。その代わり、慈善団体や動物保護団体に寄付する」という旨を明かし、人々に論争を巻き起こした。

ユーザーが理由を聞くと、カロリーナ氏は「貧しい親が子供の面倒を見ることができないと知っておきながら産むのは無責任」「私たちは妊娠を制御できない石器時代に住んでいるわけではない。」と回答。

世の中には様々な避妊薬があるのに、産まない選択をしないことに批判的な姿勢を取っており、「1人の子供の世話もできないのに、なぜ他に3人4人と子供を作るの?」と過激な発言もしていた。また、親は子供に対していい未来を築けないのは良くないことだという。

この投稿をみた人々からは「ショックを受けた」という声が次々とあがり、投稿のコメント欄では論争が勃発。

非難する人からは、「そんな風に言うからロシアの人口は減り始めているんだ」「避妊薬を使っていても妊娠してしまうこともある。」「豪華なレストランばかり行ってないで母親を助けてあげて」といった声が大量に寄せられていた。

一方で、「その通りだ。」「中には育児手当欲しさにたくさん産む人もいる。」「同意する。無償のフリースクールに通わせている親が彼女を批判しているんだろう。地獄だ。」と賛同する声も寄せられていた。

現在も彼女のインスタグラムは批判が溢れており、論争は続いている。

ロシアの現人口は1億4600万人で、2035年までに400万人から1200万人が減ると予想されている。現在の20代は不景気により出生率が大幅に低下しており、過去11年で出生率は過去最低を記録している。

少子高齢化が加速している日本においても非常に似た状況にある。この問題は他人事ではないだろう。

 

参照元:The sunInstagram

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