コンテナの中に閉じ込められてしまった猫
猫は暗く狭いところが好きなため、人間の気づかない間に締め切った場所に潜り込んでしまうことも。そのため、洗濯機での事故は後が絶えない。
今回の猫も、そんな命の危機にさらされてしまったようだ。
事態が発覚したのは1月頭のこと。ウクライナの物流会社「スターシャインシッピングLTD」は、フェイスブックにて「好奇心旺盛な猫がすごい方法で生き残った!」と報告した。
猫が発見されたのは、ウクライナからイスラエルにかけて2000キロ以上移動した輸送コンテナ。なんと出港してから3週間開けられることはなかったというのに、中から灰色の猫が発見されたのである。
扉を開けると、ビクビクしながら出てきたという猫。コンテナの中には水も食料もなかったというが、長い旅を終えたにもかかわらず、特に健康状態に問題はなかったという。
その生存の鍵を握ったのは、輸送途中だったキャンディー。その証拠として、いくつかの段ボールが噛み砕かれていたという。
どう3週間生き延びたかは不明だが、コンテナ内の結露を舐めたり、栄養素の高いお菓子を口にして食いつないだのではないかと推測されている。
その後、猫は物流会社のスタッフがお世話をしたことですっかり元気になったという。
猫にとっては長期のサバイバルとなったが、完全に回復してよかったものだ。
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