強すぎる弁護士がかわい〜い猫ちゃんに！？

裁判で大手柄をあげる弁護士の中にも、パソコンにはめっぽう弱いという人もいるようだ。

舞台となったのは、アメリカ・テキサス州で起きた事件のオンライン公聴会だ。コロナウイルスの感染拡大に伴い、今回はZoomを使ったテレビ電話上で行われたという。

画面右上の窓には裁判官、左下には検察官が写っている中、弁護人であるロッド・ポントン氏も右下の小窓から参加していた。彼は過去に多くの被告人の弁護を担当し、殺人犯の嘘を暴くなど大きな功績をあげた敏腕弁護士として名高い人物だという。

そんな中、ポントン弁護士の画面にトラブルが発生。いきなり猫のフィルターがかかってしまったのである。

どうやらポントン弁護士の子供が通りがかり、いたずらとしてフィルターをONにしてしまったらしい。しかもその後も戻し方がわからず、裁判は一時中断となってしまった。

検察官から「多分フィルターがかかっているのだと思いますが・・・」と指摘されるも「戻し方がわかりません・・・手助けしてもらえませんか。」と混乱している様子。猫のフィルターもそれを拾ってか、目が潤んでいるではないか。

極め付けには「私はちゃんとライブしてますよ。猫になってないです。」と発言し、裁判官もここでこらえきれずニヤッと笑ってしまう。

この動画は裁判官のロイ・ファーガソン氏によってツイッターで拡散され、なんと600万回以上もの再生数を記録。「めちゃくちゃ面白かったけど、ちゃんと聞いていくと、やはり彼らはプロだと感じた」というコメントも添えられていた。

なお、公聴会は最後まで猫の姿で続けられたという。

参照元：BBC、Youtube