視界はちょっとだけ開けられた穴!!
豪雪地帯に住むと、必ずと言っていいほど見るだろう雪が乗ったままの車。まるでケーキやプリンのようでシュールな光景だが、それほどまでに雪下ろしが面倒くさい人が多いのだろう。
そんなひどい面倒くさがり屋さんが、今回スコットランドで発見され逮捕されたという。
発見されたのは、スコットランドの北海に面する街ダンディー。2月11日朝、ここにあるダンシネーン工業団地の道路にて、一台の車が警察によって停止させられたという。
その車は、ほぼ窓が雪で覆われており、前方から見えていたのは手で開けられたわずかな穴だけだった。危険極まりない状態である。
警察はこの車に関して「今までで見た最も極端な準備欠如」と称しており、この写真をSNSに投稿すると、ネット上で大きく拡散・転載されることに。
「頭悪すぎだろ」「なんでこんなアホが運転免許試験に合格したんだ!?」とざわつく声が多数上がっていたほか、「誰も怪我しなくてよかった」と安心する声も寄せられていた。
運転していた男は危険運転により起訴されたとのこと。逮捕にあたった交通警備隊の警部、グレッグ・バーンズ氏はこれを見た時「信じられなかった」と明かしている。
「確かにかなりの降雪があった時に雪をおろすのは大変ですが、絶対にやってほしい。この男は、自分自身や通行人を危険にさらしています。前方の視界はほとんどなく、誰も怪我しなかったのは奇跡に他ならない。」とコメントしており、「時間をかけて車の走行準備をし、安全を確保してほしい」と述べていた。
雪下ろしのポイントは、まずエンジンをかけて除雪し、凍結しないようスクレーパーなどで綺麗に拭き取ること。ここでは絶対に沸騰したお湯を使わないでほしいと注意喚起もされていた。