道路に設置されている消火栓には、火災発生時にそこから水を出して消火活動をするという大切な役割がある。
そのため、たとえば米ニューヨーク州では消火栓の前後4.6メートル以内に駐車することは厳しく禁じられているのだが、それを守らなかったらどうなるのか、まるで見せしめかのような映像が公開された。
消火栓の前に車が違法駐車
今月、米ニューヨーク州マンハッタンのアッパーイーストサイドで火災が発生したという。現場に駆けつけた消防隊員らはすぐさま消火活動にあたろうとしたのだが、なんと消火栓の前に堂々と車が停められていたのである。
一刻を争う事態に消防隊員らも迷っている暇はなかった。
車の窓ガラスを突き破り、消火栓につないだホースをそこに貫通させて消火活動にあたったのだ。
車の持ち主には『自業自得』の声
わざわざ車の窓ガラスを割ったのには意味があるそうで、車の上下にホースを這わせた場合はホースが曲がってしまい水圧が下がってしまうのだという。そうすると、消火活動に差し障りがあるため、最も効果的なのがこの方法なのだそう。
なお、今回のような事例は過去にもあり、ガラスを割られた車の修理代などの保証は原則ないとのこと。動画には「消防隊員よくやった」「スカッとした」「これぞ自業自得」「同情の余地はないね」「いいレッスンになったでしょ」と、車の持ち主には辛辣なコメントが寄せられている。
参照元:YouTube
この記事を友達にシェアしよう! /
あなたにおすすめ