不審な荷物を発見！！→中にはなんと猫が！
育てられなくなった猫を放棄する事案は数多いが、まさかそれを爆発物処理班が発見するとは誰が想像しただろうか。
この出来事が起こったのは、アメリカ・オハイオ州バトラーにある教会の外。2月18日、そこに不審なボストンバックが放置されており、教会のスタッフが通報したのが発覚のきっかけだった。
これを受け、地元保安当局は現地に爆発物処理班を派遣。緊迫する空気の中、慎重に開けると・・・想像していた爆弾とは真逆のものが出てきたという。
それはなんと、生まれたばかりの6匹の猫と、大人の猫。
さらに中からは猫用のハウスも出てきたといい、「ママの名前はスプリンクルです。2月17日水曜日の午後2時に出産を始めました。」と書かれた紙ナプキンも添えられていたという。
飼い主はそれまでスプリンクルと暮らしていたが、何かしらの理由でこれ以上飼育が困難になったのだろう。
保安官事務所は猫たちを地元ハミルトンのアニマルシェルターに連れていき、保護されているとのこと。発見当時は母猫の尿で子供達が汚れていたため、到着時には真っ先にお風呂タイムとなったという。
Animal Friends Humane Societyさんの投稿 2021年2月19日金曜日
担当保安官は、「現在、暖かく居心地のいい場所で、しっかりと栄養をとっています」と報告。
シェルターのフェイスブック投稿でも「スプリンクルは予防接種と血液検査を受けた結果、健康であることがわかりました。喉をごろごろ鳴らし元気そうです。」「彼女は赤ちゃんを世話する立派な仕事を成し遂げました。今日の午後には、7匹全員の引き取りが決まっています」と明かされていた。
テロの緊張感が走る中で、中から「にゃー」と聞こえてきて、とんでもなく拍子抜けしてしまったことだろう。まるでギャグ漫画のような出来事であった。
