不適切だと言われた女子高生の服装
以前、ブラジャーをつけず登校したことで学校側から指摘を受けた米女子高生のニュースをお伝えしたが、今回はカナダで物議を醸している女子高生の服装があるというのでご覧いただきたい。
The father of a high school student in Kamloops, B.C., who was sent home for violating the school dress code by wearing a dress over a turtleneck says he hopes the incident will spur change. https://t.co/85AybOa7ib
— CBC British Columbia (@cbcnewsbc) February 25, 2021
先月、カナダ・ブリティッシュコロンビア州カムループスの高校に通うカリス・ウィルソンさん(17)がこの服装で登校したところ、教師から「不適切で気が散る」と自宅へ帰されてしまったというのである。
学校側の対応に賛否の意見
日本でも校則があるように、海外でも特に私立校においては肌の露出に関して厳しめの校則が敷かれているところが多い。
今回のカリスさんの服装は、白色のニットの上に黒色の膝丈のワンピースを着用しており、肌の露出が原因というわけではないだろう。問題は黒色のワンピースがスリップのようで下着を彷彿させるからということだった。
学校の校則として「教えることや学ぶことに邪魔にならない格好」というものがあるものの、カリスさんの服装がそれに該当するのかどうかが争点となっている。自身も保守的な考え方だという父親が、娘のこの服装が不適切と言われるのには納得がいかないとSNSで発信したことで、同年代の娘を持つ親や学校関係者らの間で物議を醸すこととなった。
「教える側が不適切だというのなら仕方ない」「他の洋服を選べばいいだけ」「黒いレースは下着に見えちゃうよ」「自分の娘にこの格好はさせない」という意見や、「これがダメなら個性が失われる」「教育の場で自信を失い非難されるのはおかしい」「2021年なのにまだこんなことが起きるなんて」「今こそ変化のとき」という意見もある。
Student walkout underway at NorKam Secondary in #Kamloops over student sent home yesterday for her outfit. Karis Wilson and her father both there – as is our @ColtonDavies_ pic.twitter.com/8irGlJPei0
— Brett Mineer (@MineerBrett) February 24, 2021
学校では女子生徒らが立ち上がり「#カリスの見方」というプラカードを手に学校に抗議する事態にまでなっており、現在学校側はこの問題に真摯に向き合うため調査中とのことだが、今回のカリスさんの服装についてみなさんはどう思われますか?
参照元:Twitter①、②、GlobalNews