【マリオ困惑】任天堂が「クッパ」を訴える!?ハッキングツールを作っていた疑い

事件

クッパの英語名はアメリカではよくある名前?

おなじみのスーパーマリオシリーズは、海外では一部のキャラが違う名前に変わっている。中でも敵キャラの「クッパ」は、「Bowser(バウザー)」という名前で親しまれている。

一方で、このバウザーという名前はアメリカではよくいる苗字だそうで・・・今回、珍妙な事態が起こってしまった。

Nintendo of America v. Bowser

Polygonさんの投稿 2021年4月19日月曜日

4月9日金曜日、任天堂の北米支社「ニンテンドー・オブ・アメリカ」が、ハッキングクリエイターチーム「Xecuter」のリーダーに対して訴訟を起こしたことを発表した。

このチームは、ニンテンドーSwitchのセキュリティを破るハッキングツールを販売しており、購入者は海賊版ソフトを自由にプレイすることができていた。過去にも同様のツールを販売した団体が複数訴訟となっており、いずれも有罪判決となっている。

だが、今回注目されているのは、Xecuterのリーダーの名前。なんと、ゲイリー・バウザー(Gary Bowser)という人物とのこと。ここからネット民たちの間で、「任天堂がクッパを訴えてる!」と大きく話題になった。

まるでマリオが法的措置に乗り出したかのような事態だが、バウザー被告がやってきたことは極めて悪質。2013年にニンテンドー3DSのハッキングツールを配布し始めて以来、今日に至るまで違法デバイスを販売し続けてきた。

バウザーはこれにより、著作権侵害と2件の不正取引で有罪になる可能性が高いという。判決が下った後は、Xecuterに損害賠償と事業の停止を求めるという。

任天堂アメリカは、こうしたハッキングツールと著作権侵害を「深刻に悪化している国際的な問題」と呼んでおり、7900台以上のニンテンドーSwitchが海賊版のリスクにさらされていると主張している。

We’re pouncing on the opportunity to talk about Super Mario 3D World + Bowser's Fury! From the cuteness of Cat Mario to…

Nintendoさんの投稿 2021年2月19日金曜日

ちなみに、ニンテンドー・オブ・アメリカの現社長の名前も、ダグ・バウザー氏(Doug Bowser)。ここまでメジャーなお名前だと、海外のバウザーさん達は「や〜い!クッパクッパ!」といじられたりしてそうである。

 

参照元:Facebook [1][2]Polygon

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