違法クリニックで施術した結果がこちら
近年、美容整形手術が身近になる一方で、中国人女優の鼻が壊死してしまった事件のように違法クリニックでの医療ミスが後を絶たない。
Eu Era Asim????
ブラジルに住むこちらのトランスジェンダー、ジュジュ・オリヴェイラさん(30)も、頬、鼻、あごに工業用シリコンを入れたところ、自分が想像していたのとは全く違う風貌になってしまったという。
術後、頬はパンパンに腫れ上がり、それが経年とともに垂れ下がってきてしまったのだ。施術を受けたのは2017年のことで、当人も違法クリニックだと知っていたというが、周囲から「まるで垂れ下がった陰嚢のようだ」という中傷の声に悩み、昨年シリコンを取り出す手術のためにクラウドファウンディングで募金を募ることを決意したという。
募金は集まらず手術を断念
「手術を受けられなければ私はこの顔のままで、周囲の人からは容赦ない言葉を浴びせられます」とフォロワーたちに訴えかけたオリヴェイラさんだが、目標としていた86万円には程遠く約38万円の寄付金が集まっただけだった。
そして、募金を打ち切り、手術を受けない決断をしたこと、そして集まった寄付金は他団体に寄付したことを明らかにしたのだ。
彼女の一連の行動には「寄付金は返すべきではないのか」「違法クリニックだと知っていたのになぜ手術をしたの?」「自業自得」「他人の声は気にしなくていい」「手術前は綺麗だったのに」と様々な声が寄せられているが、同情する声があるなかで違法クリニックだと知りながら施術を受けた自身の責任も大きく問われることは確かだろう。