世の中に自分に似ている人が3人いるというが、奇跡的に出会った二人のそっくりさんが実は双子だったことがわかり話題となっている。
自分のそっくりさんをTikTokで発見
事の発端は今年1月、中国河南省鄭州市に位置する鞏義市出身のチェンさん(29)がショートビデオプラットフォーム『TikTok』で自分のそっくりさんを見つけたことがきっかけだった。親族の女性に「あなたにそっくりな人がいるわよ」と言われ確認してみると、そこにはまるで自分が映っているかのようだったという。
The two women, Cheng Keke and Zhang Li, were given up for adoption by their mother when they were just babies.
An interesting thing to note is that Keke never knew she was adopted until she met her sister.https://t.co/Kr0pISGzxv
— Legit.ng | Leading the way (@legitngnews) May 4, 2021
自宅から50キロほど離れたところに住む張さんというその女性とすぐに連絡を取り、3月に対面を果たした二人だが、会ってすぐにお互いに強く引き合うものを感じたという。話していくうちに同じ血液型、同じ趣味や興味を持っていることがわかり、同じ声で話す相手を見ているとまるで鏡を見ているようだったと話す。
生後まもなく生き別れた双子だった
How would you react if you found out that you had a lost twin? https://t.co/LZwvw1WWxT
— The Star (@staronline) April 30, 2021
その後、チェンさんが何度も自分が会った不思議なドッペルゲンガーの話をしたことで、ようやく両親はチェンさんを生後まもなく養子として迎え入れたことを話してくれた。これまで自分が養子だと知らなかったチェンさんは当然ながら驚きを隠せなかったに違いない。
一方、張さんもシングルマザーである母親に同様の話をしたところ、双子を授かったにもかかわらず経済的余裕がなかったため一人は養子に出したこと、そしてその後のことは何も知らないと聞かされたのである。
そして4月29日、DNA検査の結果で二人は幼い頃に離れ離れになった双子だったことが明らかになった。互いに結婚し子供もいる二人だが、今は失われた時間を取り戻すかのようにプレゼントを送ったり会ったりしているという。SNSがきっかけでこんな巡り合わせがあるなんて、まさに現代社会ならではだろう。