乱視とは?
国民保険サービスによると、乱視とは通常丸いはずの目がラグビーボールのような形をしており、角膜や水晶体のゆがみにより目に入る光が複数の場所に集まってしまうために物が二重に見える状態だという。
その結果、乱視のある人は視力障害、頭痛、眼精疲労などの症状に苦しめられるが、自分が乱視だと気付くのにはなかなか時間がかかる。だが、乱視は眼鏡やコンタクトレンズで簡単に矯正できるため、自分がどんな状況におかれているのか知ることはとても重要なことなのだ。
簡単にできる乱視テストが話題に
そんななか、米アーカンソー州フェイエットビルにある『ベター・ビジョン・オプトメトリック・センター(Better Vision Optometric Center)』のブリタニ・カーバー博士がTikTokに投稿した「乱視スクリーニングテスト」が話題となっている。
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手で右目を覆ってまずは左目でこの画像をみてみよう。そして、次に左目を覆って右目で画像をみてみよう。さあ、ぼやけた線や、特に色が濃く目立つ線があっただろうか。
気になる人は専門医を受診しよう
実は、この画像にある線はすべて同じ太さや濃度であるため、それが均一に見えない人は乱視の可能性が高いという。乱視があるかどうかチェックする場合にこの画像はよく使われるものだというが、自分が乱視だと疑ったことがない人にとっては目から鱗だったのではないだろうか。
この投稿は100万回以上再生されており、これまでまったく気にかけていなかったもののテストをしてみて初めて乱視だと気付いた人が多くいたようだ。カーバー博士は、乱視は簡単に矯正でき、それによって頭痛や眼精疲労も緩和されるだろうと、該当する人には眼科医の受診をすすめている。