電動ボートがあわやダムに転落
6月10日、米テキサス州オースティンにあるコロラド川沿いの貯水池レディバード湖で、女性4人が乗った電動ボートがあわやダムに転落という状況に見舞われてしまった。
当時の様子がこちらだが、ボートの先端が突き出しまさに崖っぷちという状況である。
FINAL UPDATE water rescue 1-79 N PLEASANT VALLEY RD: Here is a look at the scene of the earlier rescue from #ATCEMS District Command 6. pic.twitter.com/qJ9RL1Q9V0
— ATCEMS (@ATCEMS) June 10, 2021
事態に気付いた女性らはすぐさまボートのレンタル会社に連絡、そしてスタッフが警察に通報し、レンタル会社のスタッフの行動力や賢明な判断によって女性らは無事救助されたのだ。
レンタル会社のスタッフの行動力を称賛
まず、女性らから連絡を受けたレンタル会社のスタッフ、ジェームズ・ケーンさん(30)は、すぐさまボートで現場ヘ向かい、自分のボートと彼女らのボートをロープで結んだ。そして、オースティン警察と救助隊が駆けつけるまでそのまま待機したという。
女性らは比較的落ち着いていたとのことだが、それは自分たちがどのような状況にあり、ダムに落ちる崖っぷちであったということを理解できていなかったのかもしれないとケーンさんは話している。
オースティン警察はのちの会見でこう述べている。
ダムに近づくことは非常に危険であり、そのために警告標識があります。彼女らは喋るのに夢中になっていたようで標識を見落としてしまったようですが常に注意を払わなければなりません。ダムの下にはコンクリートがあり、転落していたら惨事は免れなかったでしょう。今回のケーンさんのサポートによって女性たちを無事救助することができました。大変感謝しています。
ケーンさんはこのレンタル会社で働きだしてまだ2ヶ月ほどだったとのことだが、自分が電話対応したこと、そして救助活動に一役買ったことを嬉しく思うと話しているとのことだ。
参照元:New York Post、Twitter