動物保護施設サイトに見覚えのある犬が…
先月、米ペンシルベニア州在住のアイシャ・ニーヴスさんが身寄りのない犬を引き取ろうと地元の動物保護施設のウェブサイトを見ていたところ信じられない出来事が起きたという。
そこに掲載されていた写真は、成犬になっているものの明らかに見覚えのある犬だった。実は今から2年前、アイシャさんが飼っていた愛犬『コヴ』が行方不明となってしまったのだが、目の上にある傷からコヴに違いないとアイシャさんは確信し同施設へ足を運んだのだ。
アイシャさんの姿を見るとコヴも覚えていたようで尻尾を振り嬉しそうにしているのがよくわかる。アイシャさんとコヴは2年ぶりに運命の再会を果たし、再び家族となることができたのである。
奇跡的な運命の再会
2019年5月にコヴが自宅から抜け出して行方不明になりアイシャさん一家は懸命に探したものの発見には至らなかった。その数日後には同施設に保護されていたというが、10月にある家族に引き取られたそうだ。しかし、その家族が諸事情により飼えなくなったため今年6月にコヴは同施設に戻されてしまったようだ。
そして、ウェブサイトに再びコヴの写真を掲載したところ、それをたまたまアイシャさんが閲覧したのである。まさに奇跡的にタイミングが合ったおかげでアイシャさんとコヴは再会を果たし、また一緒に暮らせるようになったというわけだ。
アイシャさんはもちろん二人の息子さんもコヴとの再会を喜んでいるようで、この2年間の空白を埋めるかのようにこれから一緒に時を刻んでいくことだろう。