暑い車内に犬が放置されていないか確認
毎年夏になると、暑い車内に長時間残されていた幼い子供が犠牲になる事故を耳にする。子育てに追われる日々を送っていると、子供が眠っている間に買い物だけ済ませようと軽い気持ちでいるのかもしれないが、車内の気温は危険なほど高くなりその中に放置されていた子供には熱中症はもちろん、死のリスクだってあるのだ。
そんななか、イギリスではこんな取り組みが開始されたと話題をよんでいる。
Never leave your dog alone in a car on a warm day. If you see a dog in distress, dial 999.
Advice from the @RSPCA_official can be found here: https://t.co/2eKm0YfsDk pic.twitter.com/S8XtRpknjB
— Met Contact Centre (@MetCC) July 18, 2021
それは、スーパーの駐車場に停められている車を確認し、暑い車内に犬が残されていないかパトロールするというものだ。
車内に動物を発見したら通報を!
今月に入りイギリスでは連日猛暑を記録しており、車内に残された動物が犠牲になるというケースも年々増えているという。そんな現状を目の当たりにし、RSPCA(英国動物虐待防止協会)の呼びかけをうけ、大手スーパーマーケット『TESCO(テスコ)』の従業員が定期的な監視をはじめたのだ。
地元警察もこの取り組みには賛同しており、もし犬が車内に残されている場合は、状況により通報してもらっても良いと呼びかけている。車内で発見される動物としては犬が多いことからこのようなパトロールが開始されたのだろうが、これは犬に限らずどの動物にとっても同じことが言えるだろう。
このような取り組みが世界的に広がれば、一人でも多くの幼い子供や動物の命が救われるのかもしれない。
参照元:Twitter