字が汚すぎて読めず強盗失敗!!
今年3月、イギリス・サセックス州の銀行に男が押し入り、金を奪おうとする事件が3件発生した。ところが彼は、あることが原因で犯行が失敗に終わったという。
A bank robber has been given a six-year sentence after using threatening handwritten notes to demand money from cashiers…
最初の犯行が行われた3月18日のこと。現場となったのは、サセックス州イーストボーンの住宅ローン組合で、ここにアラン・スラタリー(67)という男が銀行員に一枚のメモを渡したという。
ところが、銀行員は字が汚すぎてメモの内容を読み取ることができなかった。そのことを伝えると、スラタリーは何も言うことなく、手ぶらでそのまま出ていったという。
その後メモの内容をなんとか解読すると、以下のことが書かれてたことがわかった。
「この仕切りなんかじゃ俺の持ってる武器からは守れない。10ドル札と20ドル札をよこせ。他の客のことを考えろ。」
この内容から、男が強盗だったことがはっきりし、監視カメラの映像とメモが証拠品として警察に届け出された。
また、少し経った26日にもスラタリーは同様の犯行に及び、現金約37万円(2400ポンド)を奪い逃走。その姿も、彼が乗り込んだバスの監視カメラが捉えており、警察によって身元が特定されたという。
次に及んだ4月1日の犯行においても同様にメモで強盗を図り、通報を受けた警察によって逮捕された。
裁判は先日7月16日に行われ、スラタリーは罪を認め有罪に。禁固6年が課せられた。
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1度目に「字が読めない」と言われてから、2・3回目でメモを丁寧に書くようにしたのだろうか?なんともお間抜けな強盗であった。