空港では荷物検査が厳しく行われている。しかしアメリカでは、それを知ってか知らずか、まさかと思うような危険な荷物が持ち込まれるのだ。選りすぐりの10種類を紹介しよう。
持ち込み禁止!
忍具
漫画、アニメ等をはじめジャパニーズサブカルチャーが、世界で人気を博している。
そのせいなのか、近年忍具の持ち込みが増えてきているのだという。
下にある没収されたクナイは、人気漫画の『NARUTO -ナルト-』に登場する「波風ミナト」モデルらしい。
ヌンチャク
これはゴマすり棒ではない、アクション映画でおなじみのヌンチャクである。
こやつ只者ではないな、、
この所持数は間違いなくヌンチャクのプロに違いない。
ヌンチャクは殺傷能力があるため、危険極まりない荷物である。
但し、空港により所持が認められているところがあるので、そこへは持ち込み可能のよう。
レターオープナー
レターオープナーと書いてあるのだが、これで手紙を開けようものならズタボロ間違いなしである。
切る部分もでかすぎるのに、しっかり鋭利なかぎ爪までついている始末。
危険すぎやしませんか、、、
ガスマスク
こちらの荷物、持ち込みチェック欄に記入されたネームは、、
「世界滅亡後の弾丸が飾られたガスマスク」
名前からしてNG臭がプンプンするのだが、ガスマスク自体の持ち込みは可能らしく、弾丸はレプリカであっても持ち込みはできないという。
自殺用爆破ベスト
持ち込もうとした人物は、遊びに使う小道具であると主張しているのだが、爆弾処理班が招集され、詳しく調べられることになったようだ。
それにしてもこれは、ややこしすぎる荷物である。
厳格な検査が行われている以上、こういったものは隅々まで見られることになるのだろう。
ナイフ
櫛型ナイフ
小型ナイフ
これらが持ち込めないということは、言うまでもないが、ここまで悪質であると逮捕と罰金の可能性がでてくるという。
隠れて危険物を持ち込む理由は自衛なのだろうか。それにしても危ない。
拳銃型ナイフ
この荷物にいたっては、どこを見て持ち込めると思ったのであろうか。
レプリカであったとしても、武器は絶対に持ち込めないというのに、よく調べてみればナイフであるという、どう転んでも持ち込めるわけがない。
ミサイル
バズーカ
25mm口径弾
武器はレプリカであっても持ち込めない。
これは、不発弾であると申告されているが、その真偽に関しては専門家が詳しく調べないといけないものである。
そのため、検査時間が長引きフライトに遅れが出たり、ときに空港を閉鎖しなければならなくなるので、爆発する危険性のあるものは持ち込めないという。
持ち込んだ人は、もし爆発したら?なんてことは考えないのだろうか。
60mm迫撃砲弾
こちらはミサイルといえど、もし爆発すると旅客機墜落は免れない程の威力を発揮するものである。
こういったものは、見ることすら日本では難しいが、アメリカでは手に入りやすいものだろうか?
口紅スタンガン
女性が身を守るために、持っていたのだろうか?
こちらも、武器になりえるため持ち込みはできない。
大麻
ピーナッツバターの中に隠された大麻樹脂と吸引具
約22億円分の大麻(約41キロ)
監査する機関の人曰く、「私たちは危険物を持ち込ませないよう調べているので、違法薬物を探しているわけではないが、もし見つけると然るべき機関に報告しなければならない」と述べている。
いくら所持が合法である、国や州だからといって、安易に持ち運ぼうとすると、とても痛い目に遭うようだ。
手榴弾
ぬいぐるみに隠された手榴弾
こういった隠し方をするということは、おそらくテロ行為を企んでいるのではないだろうか。
いくら巧妙に隠されていたとはいえ、厳格に調べているため発見できるのである。
閃光弾
不発弾として持ち込もうとする人が多い中、これは不発弾ではない。
どういった理由があろうが、これを機内に持ち込もうとすることは、紛れもない犯罪行為だろう。
おまけ
案外通る物
死体(映画のセット)
本物の死体ではないため、検査の結果持ち込むことが出来たようだ。
もし搭乗した時、近くでこれを持ってきている人がいたら筆者は震え上がってしまう。
いかがだっただろうか
ときに信じられないものが持ち込まれる空港の荷物検査。
我々の空の旅が、安全に行えるのも、こういった検査をしてくれる人がいるからなのだろう。
9月5日 記事の一部表記を修正しました。
参照元:Instagram