アメリカ、カリフォルニア州のユネスコ世界自然遺産に登録されているヨセミテ国立公園の「燃える滝」が美しいと話題になっている。
赤色に染まる滝
ヨセミテ国立公園は、3000平方キロメートルを超える広さがある。その中でも、観光客が必ずと言ってもいい程、訪れる場所がここ「ホース・テール・フォール(馬の尻尾の滝)」である。
燃えているように見えるのは、滝が夕日の反射によってオレンジ色に染められているからだ。
ここでは冬から春になるまでの間、雪解け水がある一定の気候条件が揃ったとき、日没前に10分間ほどの短い間だけ、滝の色が溶岩のようにオレンジ色に染まる現象が起こるのである。
この場所で、美しい滝が見られるとあって、多くの人が押しかけSNS上に「見られたよー」といった投稿がたくさん載せられている。
このように話題になるのは、それほどまでに、この現象を見ることができる機会が限られているからなのだ。
溶岩じゃないの?
滝の色からして、まるで溶岩のように見えるが、実際は水なのだ。
この現象を知らない人が見れば「火山が噴火したのでは?」と心配しそうなほど、まばゆく輝いているのがお分かりになるだろう。
期間限定
現在、気候条件がかなりよく、例年よりも美しく大きく見られるようなので、現場に行くならば今週中に行くことを勧める。
「時間がない、遠いから行かないよー」って方は、下記の動画で、発生してから消えるまでの、一部始終を見ることができるので、ご覧いただきたい。
美しい自然を見ると、心が洗われた気分になる筆者であった。