ドバイでダビデ像を展示できるか否か!?
新型コロナの影響を受け、1年遅れで今月1日より開催されている「ドバイ万博博覧会」で、ある展示が話題をよんでいるという。
それは、あの有名なミケランジェロのダビデ像の展示である。イタリアのパビリオンに設置された高さ5.2メートルのダビデ像は、3Dプリンターで再現されたレプリカで制作段階から注目を集めていたのだが、ここで問題が浮上してしまった。
全裸のダビデ像をイスラム圏でそのまま展示しても良いのかどうかという点である。そして、会場でお披露目されたダビデ像がこちら!
ダビデ像が筒状の空間の中に設置され、一般客から見えるのは頭部のみとなっている。そして、プライベートゾーンは厳重に守られることとなったのだ。
保守的なイスラム教徒を配慮する形での展示となったのだが、これに対して作品をありのままの形で展示しないのでは意味がないという声も多く見受けられている。しかし、ここまで忠実に再現しているにもかかわらず、このレプリカの製作にはたったの4ヶ月しか要していないとのことで、技術を駆使したこのダビデ像の展示はいろいろな意味でしばらく話題となりそうだ。このドバイ万博は6ヶ月間開催され、次回は2025年に大阪で開催されていることが決定している。各国のパビリオンでの催しに期待の声は高まるばかりだ。
参照元:Instagram
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