ヘビメタ好きの女性校長に解任要求
いま、カナダ、オンタリオ州セントキャサリンズにあるエデン高校で、子供を通わせている保護者らが同校のシャロン・バーンズ校長の解任を求め、約500名の署名を集めるという事態に陥っている。
Headbanger Recall? Parents ask to boot principal over Iron Maiden fandom https://t.co/PJwE0L2aSE pic.twitter.com/GrkVhdewnL
— New York Post (@nypost) October 10, 2021
その理由は、バーンズ校長がヘビメタ好きを公言し、インスタグラムに自身の愛するバンド『アイアン・メイデン』のゾンビマスコット人形「エディ」や、悪魔をあらわすための数字とも言われる「666」と手書きで書いたものを投稿したからだ。
全生徒が見ることのできるソーシャルメディアに、そのような悪魔的な活動を助長しかねない投稿をしたことを問題視したという。
生徒らが校長を守るために真っ向対決
これに対して、エデン高校に通う生徒たちはすぐさま声をあげた。「インスタグラムの投稿だけで校長がどんな人物か判断するなんて馬鹿げている。彼女は愛と優しさに溢れ、おそらくこれまでのなかで最も熱心な先生の1人です。」とバーンズ校長を守るためのキャンペーンを立ち上げたのだ。
10月9日の時点で署名は15000名以上にものぼっているというが、保護者の声よりも実際に校長と関わっている生徒らの声のほうが強く大きな力を持つことはたしかだろう。それこそ古い考え方だとも言われかねない今回の一件だが、一体どのような結論が導かれるのか続報を待ちたいところだ。
参照元:Twitter、NewYorkPost