ステージ上で男性ファンの上に放尿
ライブステージではアーティストはもちろんのことながら、オーディエンスも興奮していることだろう。そんな時は羽目をはずしがちだが、あまりにも悪ノリしてしまった女性ボーカルが話題となっている。
事件が起きたのは11月11日の夜、米フロリダ州デイトナで開催されていたコンサートのステージ上でのことだ。ニューヨークを拠点とするカバーバンド『BrassAgainst(ブラスアゲインスト)』の女性ボーカル、ソフィア・ウリスタさんはパフォーマンスの途中で尿意をもよおし、こう叫んだ。
トイレに行きたいのに行けないわ。それならこのショーでやるしかないわね!
そして、男性ファン(36)をステージ上で横に寝かせ、なんとその男性の上にまたがって放尿したのである。男性ファンは歓喜に満ちた様子をみせており、パフォーマンスとしては成功だったのかもしれない。
悪ノリしたことを謝罪も批判の声
だが、当時の様子がSNSで拡散されると、当然ながら多くの批判コメントが相次いだ。また、公共の場で性器を露出したことは違法であり、最高1年の懲役刑、または1000ドルの罰金刑が課されるべきだとの声も警察に寄せられているという。
その後、同バンドは公式ツイッターでこのように謝罪コメントを発表した。
ソフィアは興奮して悪ノリしてしまいました。誰もあのようなことを予期していませんでしたし、今後二度と目にすることはないでしょう。
一方で、張本人のウリスタさんに対して「おぞましい」「間違った行為」「狂気でしかない」「世界は終わりに近づいている」などと厳しい声がおさまらないが、熱狂的なファンからは「これこそ長年見てきたなかで最高のパンクロックだ」という応援メッセージも見受けられる。ちなみにステージが終わった後に片付けをしたのはウリスタさん自身だったとバンドメンバーは述べているとのことだ。
同バンドは今月22日にはブルックリンで、その後はヨーロッパツアーを予定しているというが、果たして世論を敵にまわした今、無事開催することができるのか気になるところである。
参照元:YouTube、NewYorkPost