車体は真っ二つになるも奇跡的に生存
11月10日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーでアマゾン配達車が列車と接触するという事故が起きた。真っ二つになった車体を前に絶体絶命だと思われたドライバーの安否だが、なんと奇跡的に無傷だったというのである。
この日、配達に出かけていたのは2児の父親アレクサンダー・エヴァンスさんだ。遮断器や信号のないこの踏切を渡っていたときに走行している列車に気付くのが遅れ接触してしまったという。
このエリアは道が入り組んで視界が限られているため、特に左側は確認しづらくなっているのがわかる。それにくわえエヴァンスさんは左耳が聴こえないという。そのため、電車のホーンに気付くのが少し遅れてしまったのだ。
ようやく電車が接近していることに気付いたエヴァンスさんは無我夢中でアクセルを踏んだ。そして、運転する車の後部が列車と接触し車体は真っ二つになったものの、エヴァンスさんは奇跡的に助かったのである。
今回の出来事に「今でも生きていることが信じられない」と語るエヴァンスさんだが、実はこの日は33歳の誕生日だったという。エヴァンスさんの妻によると、エヴァンスさんの体調はまだ完全に回復していないものの年を重ねることができたことに感謝しているといい、また市民の安全のためにも同州ジェファーソン郡のすべての踏切に警告信号や遮断器を設置するべきだと自らSNSで声をあげている。
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