トラックの死角には20人以上がいた!
近年、トラックやバスなどによる巻き込み事故が多発しているが、その背景には大型車からみる視界の狭さがあるだろう。
普通車と比べると大型車にはサイドミラーでは十分に確認できない死角が生まれやすく、そのため日本では特に左折する際に事故が起きやすい傾向にある。しかし、頭ではわかっていても、実際にトラックから自転車や歩行者がどのように見えているのわからないという人もいるはずだ。
こちらはフランスで公開されたトラックの運転席からの動画だが、周囲がどんな風にみえているのかご覧頂きたい。
前方、そして左右はサイドミラーで確認をしているが特に何も映っておらず周囲に人はいないようにみえる。
しかし、いざトラックを降りて確認すると、左側には自転車やバイクに乗った人たちが8人、前方には転がったボールを拾っている男の子、そして右側にも歩行者を含んだ約10人ほどがいたのである。トラックからは何も見えていなかったはずだが、実際にトラックのまわりには20人以上がいたというのだから驚きだ。
これを見れば大型車からの視界がいかに狭く、車両とある程度の距離を保っていなければ運転手からは見えていない可能性が大きいということがわかるだろう。車を運転する側はもちろんのこと、自転車や歩行者らも細心の注意を払うことで痛ましい巻き込み事故を防ぐことができるのかもしれない。
参照元:YouTube
この記事を友達にシェアしよう! /
あなたにおすすめ