枕投げを競技化した「全日本まくら投げ大会」をご存知だろうか?その催しが伊東温泉(静岡県)で行われているのだ!
全日本まくら投げ大会in伊東温泉
★まくら投げ大会開幕★
第5回全日本まくら投げ大会in伊東温泉が開幕しました。
「まくら投げ日本一」の称号を目指した戦いの火蓋が切って落とされました。 pic.twitter.com/IqBio9Kenw— 伊東市役所(公式) (@ito_city) 2017年2月18日
画像は、一見ドッジボールのようだが、投げている人の持っているものをよく見ていただきたい。
これはボールではなく、枕である。
ユニフォームは浴衣。
いい歳をした大人たちが、畳敷きのコートで枕を一心不乱に投げ合っているのだ。
こんな大会が2017年2月18日と19日に開催されている!
つまり今、現在進行中といったところだろう。
そのため今日すぐにといった、飛び込みでの参加はできないようだ。
しかし、この「全日本まくら投げ大会」は今年で5回目を迎えており、来年以降の参加を希望するなら伊東市観光課のホームページを見てみるといい。
ちなみに、この大会は、1チーム8人編成で、一般の部48チーム・子供の部6チーム、最大で合計432人にも及ぶ大規模な人数で行われている。
ルールは簡単
「とにかく枕をぶつけること」らしい。
しかし、これだけでは十分に、枕投げを楽しむことが出来なため、少しだけ細かいルールも設定されているという。
これが、なんともユニークなので一部を紹介したいと思う。
・当てられた選手は寝たふりをする
・相手の枕を布団でガードできる
・3セットで勝負がつかなかった場合、枕の遠投で決着(※遠投姿勢は立ち膝)
・必殺「先生がきたぞ!」コール
幼いころを思い出してしまいそうになるほどの、修学旅行での”あるある”が、もりもり組み込まれているではないか。
必殺「先生がきたぞ!」コールが気になったので調べてみたところ、、
「先生がきたぞ!」コールされたチームは10秒間寝た振りをして、寝てる間に、コールしたチームは相手の枕を奪うことができる1セットに1回だけ使える必殺技。
だという。
このように、かなりルールは凝っているようで、これはただ投げ合うといより、もはや本格的なスポーツのようだ。
まぁしかし、誰にも怒られず、心置きなく枕を投げることができ、ストレス発散にもなるとあって全国から参加者が集まっているようである。
この大会で地域活性化させるなんて、恐るべし伊東市観光課。
こんなグッズまで…
全日本まくら投げ選手権大会公認 まくら投げ専用枕 ジュニア用(29×40センチ) 【枕/まくら/マクラ/日本製/ジュニア用/ジュニア/29×40/クラッシュラテ… https://t.co/W5f3MBMtai pic.twitter.com/ZpflTQ4lVj
— 欲しいをみつめるネットストア (@wishsto92821256) 2016年7月25日
なお、大会において投げる枕は、まくら投げ専用のものが使われているため安全性が高く、当たったときの衝撃が少ないようだ。
あの小学6年生の修学旅行の夜。
もし筆者の泊まる部屋に、この枕があったならば、、
顔面にクリーンヒットし、それにブチギレて暴れていた、西本くんのあだ名が「電球野郎」になることもなかったのかも知れない。