これが世界一大きなゲップ音だ
このほど、豪ノーザンテリトリー州ハンプティードゥー出身のネビル・シャープさん(51)がある偉業を達成し、ギネス世界記録を12年ぶりに更新したという。
今年8月にギネス記録の厳格なガイドラインのもとでシャープさんが挑戦したのは、なんとゲップの音である。そして、その記録がようやく公式に認められたというので、早速彼のゲップの音をお聞きいただこう。
なるほど…。なかなかコメントしづらいがシャープさんはもちろん真剣であり、この記録を出すことができたのも日々の練習のおかげだという。
まだ彼が6歳だった頃、妹にゲップの仕方を教えたのがそもそものはじまりだった。以来、そのスキルを磨いていたのだが、その類まれな才能に目をつけた妻が世界記録に挑戦するように勧めてきたのだという。そして、5年ほど前から真剣にトレーニングに取り組み、その甲斐あってようやく記録を塗り替えることができたのだ。
必死に練習し12年ぶりに記録更新
実はこのゲップ音に関しては、2009年以来イギリス人のポール・ダンさんが109.9デシベルのゲップで世界記録を保持し続けていたという。しかし、今回のシャープさんの出した記録は112.4デシベル。直近で車のクラクション音を耳にするレベルと考えていただければわかりやすいだろうか。この記録をもって12年ぶりにゲップ音の世界記録を見事に更新したのである。
シャープさんはこの記録に挑戦した理由を冗談まじりでこう話している。
1つ目は世界記録保持者になりたかったことかな。2つ目は10年以上もの間イギリス人に記録を保持されていたことだね。
ちなみに参考までに、女性の部では2009年にイタリアで計測された107デシベルが世界記録だという。大きな音で人前でゲップをするなんてマナーが悪いなんて言われかねないが、挑戦している人たちはみな真剣なのでしょうね。