2月4日、アメリカのコロラド郡保安官局が公開した映像が話題を呼んでいる。
地元の保安官代理であるマイケル・グレゴリック氏が、燃える車から車内に閉じ込められた犬を救出する緊迫の映像だ。
緊迫の救出劇
映像は彼のボディカメラで撮影されていたもの。早速ご覧いただきたい。
通報を受け、現場へ急行するパトカーから映像は始まる。現場ではSUV車の運転席側の窓から煙が立ち昇っているのが見える。
車の中に犬?どこにいる!?
グレゴリック氏の行動は素早い。走りながら警棒を振りかぶり、躊躇することなく助手席の窓を破壊、懐中電灯で車を覗き込む。前席にいないことを確認し、飼い主に場所を尋ねると今度は後ろへ回りこみリアウィンドウを破壊する。
犬は車内後部にいた!煙の中、飼い主がなんとか飼い犬”ハンク”を車から引っぱりだすことが出来た。映像ではハンクは涎を流しており、かなり苦しく危険な状況だったことが伺える。
ハンクはその後、雪の中で休ませたところ、無事回復したそうだ。
保安官の勇気に賞賛
ダグラス郡保安官局が投稿した事件のインタビューで、グレゴリック氏は
赤ちゃんでも、人間でも、犬でも、猫でも、同じことをしただろう
と語った。車がなぜ燃えたのか詳細はまだ不明とのことだ。
この映像には800件を超えるコメントがついており、
「なんて素晴らしいハッピーエンド!」
「お疲れ様でした!あなたの素晴らしい救助劇をみて、すべての愛犬家は涙を禁じ得ない。」
「犬を私たちのコミュニティの大切なメンバーと同じに扱ってくれて感謝!」
と称賛の嵐だ。
勇敢な保安官代理の機敏な行動は素晴らしく、心から賞賛したい。彼のような熱い心を持った保安官が沢山いてくれれば、街の安全も保たれることだろう。