日本でも一部のお店では、アイテムが盗まれるのを防ぐため特別な措置を講じている。
ちなみに筆者愛用の育毛剤は店頭では空箱が置かれており、会計窓口に持ってゆくとバックヤードから品物を持ってきてくれたりする。ドラッグストアなどで高額な類の商品が扱われる場合はよくある方式だ。
他にも、ワイヤーやロックなど古来より様々な工夫が凝らされてきた。
そんななか、2月7日に投稿されたTikTokの映像が、“ついにセキュリティが別次元へ到達!”とアメリカで話題となっているようだ。
金属製のセキュリティワイヤーに護衛される生肉
@oakwood19136 #foryou #walmart #florida #steak #TeamofTomorrow #mcdonaldshacks #justwrong ♬ original sound – Michael Fromhold
なんと、美味しそうなアンガス牛のリブアイステーキ肉(20ドル83セント、約2,400円)がガッチリとセキュリティワイヤーに閉じ込められてしまっている!
投稿主はなんともやるせない声で、
“冗談だろ?”
“ウォルマートは今、ステーキをロックしている。”
と嘆き、
これはもうヤバいよ
と吐き捨てるように付け加えた。
このような状態でセキュリティワイヤーがかけられている、ということはパックをはぎとって肉だけ万引きする人がいるという事なのだろうか。
ちょっと理解に苦しむが・・。
コメントには、
・金属製のロックでステーキの貞操を守ります!
・インフレが上昇し続け、食糧不足が私たちに影響を及ぼし始めている!
万引きが増えて社会が悪化するだけだ!
・最近の食品は宝石よりも高価であり、盗まれることが多くなっています。この「進歩的な」世界ではね!
・このステーキ、今は30ドルなってるよ!インフレふざけんな!
・悲しい真実は、社会がこれほど落ち込んだということだ・・
という内容が並ぶ。昨今のアメリカのインフレやそれに伴う万引きの増加を嘆く声が多いようだ。
ウォルマートがかかえる闇・・
アメリカのスーパーや小売店というと、AmzonGO、トレーダージョーズやホールフーズなどの話題を日本では目にすることが多い。
しかし、アメリカのメディアではウォルマートがらみの話題が大変多いようだ。edamame.でも先般記事にした、73歳の女性がウォルマートで万引き犯と対峙!のようなネガティブな取り上げられ方が主であるが・・。
ある意味アメリカ社会の縮図的なところがあるのであろうか?
いずれにせよチャーシュー用に糸で巻かれているのならまだしも、生肉に金属製のワイヤーは嫌ですね。