先月の10日、愛車のマフラーから”人間の髪の毛”と思われるものが大量に出てくる!と警察に通報があった。
愛車のマフラーから人間の髪が!
通報したのは米国ウィスコンシン州在住の夫婦。その日、妻のリベラ・デボラはパーティーを用意していた。そこへ夫のウィリアムが大きな「髪の毛の塊」を手にして恐れにおののいた様子で帰宅した。ウィリアムは、愛車2016年型フォード・エクスペディションのマフラーからそれが出てきたと説明。夫婦は急いで駐車場に出て、ウィリアムが車からそれを取り出すところを撮影した。
夫婦は車内部に死体か人骨があるかもしれないと恐怖に陥り、すぐに警察を呼んだ。
しかし、警察もこの発見には困惑したそうだ。警察官は現場確認後、報告書を提出すると言って近所の人たちに近隣の監視カメラを見せてくれるよう頼みに行ったそうだ。
何らかの事件の発生とみていたらしい。
人間の髪らしきものは・・
最終的にこの事件を解決したのは、ITに詳しいウィリアムの兄だった。彼がネットで調べ、この”人間の髪の毛のようなもの”の真相を突き止めた。
ある特定のクルマには断熱材および消音材として繊維状の素材が使われており、その見た目と手触りは、人間の髪の毛にそっくりなんだそうです。マフラーが壊れそうになると、テールパイプから髪の毛のようなものが出てくることが稀にある、という事でした。
と妻のリベラは真相について語った。
さらに、
SNSでこの記事を投稿したところ、同じような経験をした人がたくさんいることに驚きました。
多くの友人が”マフラーから出てくるこの髪、きれいなハイライトとローライトで自分のより美しいわ!”と冗談を言ってきます。
とも語っている。
猟奇的事件発生!かと思いきや、マフラー内の素材が劣化して出てきただけ、というのが事の真相だった。
兄のナイスプレーであっさり真相解明となり、この夫婦もホッとしたことだろう。
たしかに日本語で検索してみても、数は少ないが類似の話はチラホラと出てくる。
車のマフラーは劣化する前に早めに替えたほうがいいようですね。