もしも、SNSに自分のあられもない姿が晒されてしまったらあなたはどうするだろうか。
そんな被害に遭ってしまったのは、英イーストロンドン・タワーハムレッツ出身のアシュレイ・デイさん。しかし、アシュレイさんは怒るわけでも非難するわけでもなく、これを大きな笑いに変えさらに話題をよんでいる。
観戦客のカツラがペロンとめくれる
3月6日、ワトフォードFCの本拠地である『ヴィカレージ・ロード・スタジアム』では、アーセナルFCとの試合が繰り広げられていた。
本拠地はロンドン南東部ウーリッジ地区にあるアーセナルは、ファンの間ではガナーズの愛称で親しまれており、この日の試合はアウェイにもかかわらず3対2で勝利をおさめファンは祝杯を上げていたようだ。
だが、その試合後にスタンドにいたガナーズファンのひとり、ジョージ・ベイトマンさんがTwitterにこんな写真を投稿したのである。
My WIG came off as I celebrated Arsenal goal – I need to use more glue https://t.co/YJyaLl8Sse
— Sun Sport (@SunSport) March 7, 2022
なんと、前列に座っていた男性の、頭頂部につけていたカツラがペロンとめくれてしまっているのだ。
本人が反応し自虐ツイート
そう、この男性こそが、冒頭で述べたアシュレイさんである。
自分のあられもない姿がSNSで拡散されていることを知ったアシュレイさんだが、なんとこの投稿に「これは俺じゃないか!」とリツイートしたのだ。そして、カツラをしっかり留めるための接着剤を増量すること、さらにはスタジアムでの記念撮影写真を投稿し「髪の毛がなくなる前の俺」と自虐ツイートをしたというのだから、なんとも器の大きい方ではないか。
これまでにもカツラで恥ずかしい思いをした経験が何度もあるそうだが、今回の対応には「カツラがあると15歳若くみえるよ!」「神対応だ」「それ地毛だと思いこんでた」「自分のことを笑えるのは素晴らしいぜ」とガナーズファンのみならず多くの人から称賛の声が寄せられている。