最新技術を駆使したトリックアートの世界!
騙し絵やトリックアートに騙された経験がある人は多いだろう。近年、今までのものより進化した、新たなトリックアートが生まれつつある。それは、プロジェクションマッピングなどの、最新技術を駆使したトリックアートである。
今日は、プロジェクションマッピングを駆使した、誰もが驚くトリックアートを3つ厳選したので紹介したいと思う。
波に何が描かれるのかな?と思いきや!!
まず1つ目は、現在Twitterでとても話題になっている映像である。魚眼レンズを利用した、「波」の動画だ!
大学院デジタルメディアデザイン専攻浅野博善君の作品。
魚眼レンズを利用する事で壁面と床両方に連続した映像を投影している。体験したことのない不思議な空間の中に入る。
名古屋造形大学卒展/愛知県美術館8階/19日まで pic.twitter.com/ROC8cgAeT3— NishikuraKiyoshi 西倉潔 (@nishikura2010) 2017年2月17日
この動画、なんと波が本物のように描かれているのだ!いやコレもう、本物と区別つかないでしょ!スゴイな!!
だが、こんなことを言ってはなんだが…正直、コレの使い道がわからない。いやスゴイけど…
新技術!風になびく旗やシャツに投影!!
プロジェクションマッピングはスクリーンや壁などの平面に投影されるもの、と思うかもしれない。だが東京大学が、そんな常識をぶち破る、動く物体に投影する新技術を開発した!この技術を使えば、風になびく旗やシャツにも美しく投影することが可能になるのだ!!
…とは言ってみたものの、筆者もイマイチ凄さを理解していない。映像を見てみよう。
マジか!まるで映像が貼り付いているみたい!!
この技術は「ダイナミックプロジェクションマッピング」と呼ばれ、東大のサイトに仕組みが書いてあった!どれどれ…
ダイナミックプロジェクションマッピングの実現には、高フレームレートかつ低遅延で投影を行う高速プロジェクタが必要である。我々は、この要請を満たすために、1,000fps・3ms遅延で8bit階調の映像を投影する…
……よし、次の動画を見てみよう!
1枚の板から生み出される立体感!!
最後は、板に映像を写している動画である。これだけを聞けば、この記事の中で一番普通やん、と思う人がいるかもしれない。
だが…本当にスゴイ。平面である板が、立体感のある「箱」に変化してしまう…5分以上ある動画なので、筆者が限定した一部分のみご覧いただこう。
奥行き感がハンパない…吸い込まれそうになってしまう。
この動画は、ロボットアームとプロジェクションマッピングの融合である。YouTubeで500万回近く再生されており、新時代のエンターテインメントとして人気のようだ。もう一度再生ボタンを押すと、最初から最後までのフル映像を見ることができるので、気になった方はダイナミックな5分間を体感してくれ!
技術の進歩が織り成す新時代のトリックアート
今回は、プロジェクションマッピングを活用した新時代のトリックアートを厳選して3つお伝えした。どれも、びっくりしてしまう映像ではなかっただろうか。スゴイ!と思っていただければ、嬉しい限りである。
今後も、びっくりするような新トリックアートがあれば紹介したいと思うので、ご期待いただきたい!!
参照元:ダイナミックプロジェクションマッピング、Twitter、YouTube[1][2]