動物園の猿がカモメを執拗に攻撃
かつて世界中を一世風靡した特撮映画『キングコング』では、キングコングがエンパイア・ステート・ビルディングに登るシーンを脳裏に思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
それほど印象的なシーンだが、このほどまるでその映画を彷彿させるような場面が激撮されていた。
先日、英北西部の街チェスターにある『チェスター動物園』を訪れていたのはベック・アダムソンさんとその息子さんである。檻のない動物園としても知られるこの動物園は、動物たちの本来の生活環境を最大限に再現していることで人気となっているが、この日、親子が目にしたのはこんな光景だった。
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高さ約6メートルのポールの上にいた猿は、周辺を飛んでいた一匹のカモメを捕まえると、そのカモメを執拗にポールに叩きつけたのだ。その攻撃は約5分間ほど続いたといい、その途中で猿は手についた血を舐めるような仕草さえ見せたという。
この衝撃的な光景を目にするまで、親子は楽しい時間を過ごしていたというが、あまりに残酷な自然界の姿を目の当たりにし言葉がなかったに違いない。猿の標的にされてしまったこのカモメは不運だったとしか言いようがないが、「まわりと飛び回るカモメにイライラしてたんだろうね」「やめて、もう死んでるから」「人間がフライドチキンを食べるから責められない」などと、動画には様々なコメントが寄せられている。
参照元:YouTube、Independent