3月13日、コスタリカの中北部ラ・フォルトゥナの”GO ADVENTURE PARK”で撮影された映像が話題となっている。
映像は少年がうっそうとした熱帯雨林の森の中をジップラインで疾走、画面の外でガイドが声援を送るという何の変哲もないものからスタートする。
少年が遭遇した珍獣は?
ジップライン中に少年が衝突した動物は、なんと”ナマケモノ”!
少年と前の搭乗者との間は30秒程度の時間しかなかったようで、
少年の前に7人がジップラインをしたんですが、ナマケモノには遭遇しなかった。たった30秒以内にナマケモノがケーブルにどうぶら下がったのか不思議だ。
と同園のオーナーフラビオ・レイトン・ラモス氏は語る。
少年はブレーキを使ってうまく衝撃を軽くしたし、ツアーガイドも一緒だったので、状況に対応することができた。
とも。ナマケモノや子どもに怪我はなく、15分ほどナマケモノが邪魔にならないように待つだけだったそうだ。
この状況で15分間・・、というのは結構長い気もするが、こんな間近でナマケモノを観察できて、少年にとってはとても貴重な体験だったに違いない。
コスタリカの濃密な自然環境
ジップライン中にナマケモノに遭遇するという、中々稀な経験・・、かと思いきや、同園のFacebookにはその三日後にもジップライン上に他のナマケモノが出現した動画がアップされている。そんな頻度でこの珍獣に出会えるとは驚きである。
コスタリカは「地球上の約0.03%の面積に、地球上の約5%の生物が棲息している」という、まさに生き物の楽園とも言われる国。エコツーリズムの発祥地とも言われている。
そんな恵まれた環境で、動きのゆっくりなナマケモノ(英語でもSloth:怠惰)も心なしかイキイキしているように見えますね。
参照元:NewYorkPost、FaceBooK