マクドナルドで深夜に働き、10km走って家に帰る19歳の青年。軍隊に入るために走ってる、と答える様子が話題に!

カルチャー

インド・ウッタルプラデーシュ州ノイダの深夜12時頃、路上を走る19歳の青年とそこへ車で通りかかった映像作家とのやり取りが話題となっている。
その様子は3月20日にTwitterに投稿され、映像は400万回を超える再生となっている。

早速その様子をご覧いただきたい。

深夜12時、インド路上を走る青年

深夜、路上を颯爽と走る青年。不思議に思った映画監督兼作家のヴィノッド・カプリ氏は車中から声をかけた。二人のやり取りはこんな感じだ。

-車に乗ってきなよ!
-大丈夫!走って家に帰るんだ。
-でもなぜ走って?
-いつも走って家に帰ってるよ!!

-どこで働いてるの?
-16地区のマクドナルドさ
-そりゃ大変だろう。車に乗ってきなよ!
-いや、そうしたら走る時間が取れない

-なんで走る時間が必要なんだい?
-軍隊に入るために鍛えてるんだよ!

この19歳の少年の汗びっしょりになりながらも、笑顔でカプリ氏の質問に答えている。
毎夜自宅までの10kmの道のりを走っているそうで、そのしっかりとしたランニングフォームはちょっとやそっとでは身につくものではない。



映像が多くの人の注目を集める

この青年の颯爽とした走りと、穏やかだが決意に満ちた表情は沢山の人に感銘を与えたようだ。
映像が公開されるやインド中で注目を集め、多くの人が彼の揺るぎのない精神に拍手を送っている。

インドでは一家の稼ぎ頭となっている若者がたくさんいて、この青年のように昼夜働いて家計を助けざるを得ない状況にある人も多い。
この映像が人気を集めているのも、そのような社会状況が問題視されていることに関係があるようだ。

それにしても、この青年のランニング姿はとても美しい。彼の未来に幸多からん事を祈りたい。

参照元:scoopwhoop.comTwitter

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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