【捜査はしません】アメリカ・テキサス州の“警察猫”。警官のストレスを癒し、住民との関係構築にも大活躍!

カルチャー

アメリカ・テキサス州のとある警察署に住むアメリカンショートヘアの猫は、”キャプテン”と名付けられ署内でも地元住民の間でも大人気となっている。彼の好きなことは、勤務シフトを組んでいる署長の気を散らすこと。

早速その様子をご覧頂きたい。

警察猫”キャプテン”の重要な仕事

この5歳の警察猫”キャプテン”が住むのは、アメリカ・テキサス州メキシコ湾岸のカルフーン郡のポートラバカ警察署。

彼が警察署にやってきたのは2017年8月、テキサス州とルイジアナ州に上陸し壊滅的な洪水と多くの死者を出したハリケーン・ハービーの被害が甚大だった時期。その影響で保護猫となった彼を警察署が迎え入れた。

残念ながら警察犬と違って捜査能力は皆無な訳であるが、彼は他の面で大きな役割を果たしている。

警察官の仕事はかなりストレスがたまります。彼がいるだけで我々の心を落ち着かせる効果があるんだ。

と同署のラングノウ氏は語る

彼は私と私の椅子の後ろの間をジャンプしたり、肩をなでたり、あごを私の肩に置いてくれる。たまらないよね。

警察官が困難な仕事で疲労困憊の時、彼の存在が正気を保つのを助けてくれるそうだ。



住民との関係構築にも尽力

彼の存在は、署内の空気をポジティブに保つだけでなく、この小さな街での警察と住民との関係をも良い方向に変えているという。

住民は警察署に来るときは緊張感を持たざるを得ないし、アメリカでは警察署自体あまり身近な所とは言えない。

そんな時この”キャプテン”がいるだけで住民との会話のきっかけにもなるし、緊張感をほぐすことが出来るそうだ。確かに、同署のFacebookページはとても住民との距離感が近い雰囲気だ。

同署のFacebookが彼の写真で埋め尽くされてしまう危険を避けるために、上のページとは別に彼専用のInstagramが設けられている。

”立場が人を作る”とは良く言うが、心なしかこの警察猫”キャプテン”も、そのシュッとした顔つきに「正義の心」を宿しているように見えるのは気のせいだろうか。

参照元:InstagramFacebookYoutube

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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