自宅で124匹のヘビを飼育していた男性
今年1月19日、米メリーランド州で一人暮らしをしていた男性が自宅で亡くなっているのが発見された。当時、現場に足を踏み入れた当局はケージの中で飼育されていた124匹のヘビを見て驚いたというが、このなかのヘビの毒によって命を落としたのではないかという見方を強めていた。
そして今月13日、ボルチモアにある州検死官事務所で検死がおこなわれた結果、男性はヘビの毒により亡くなり、これは偶発的な事故だったという判決が出たのである。
ヘビの毒によって命を落としたか…
Police find 124 caged snakes in dead man's Maryland home. https://t.co/wVPUFjLNsH
— NBC News (@NBCNews) January 21, 2022
亡くなったのはデイヴィッド・リストンさん(49)で、無類の爬虫類愛好家だったという。
チャールズ郡のスポークスマン、ジェニファー・ハリスさんによると、近隣住民らはリストンさんが自宅でヘビを飼育していたことは知らなかったというが、ガラガラヘビ、コブラ、ブラックマンバ、長さ14フィート(約4.2メートル)のビルマニシキヘビが含まれており、そのうちの一匹がリストンさんを死に至らせた可能性があるという。
なかには飼育することが違法とされているヘビもいたようで、リストンさんの死後、これらのヘビはすべて自宅から移送されたとのことだ。ヘビを愛して止まなかった男性がヘビによって命を落としてしまうなんて、なんとも悲しいニュースである。