芝刈りが出来なくなる被害者に同情した心優しき泥棒?それとも、盗む前に芝刈り機をテストしてみたかったのだろうか?
奇妙な芝刈り泥棒事件
4月1日エイプリルフールの日、アメリカ・テキサス州のとある家から芝刈り機が盗まれる事件があった。
テキサス州ポートアーサー警察によるとこの事件の容疑者はマーカス・ハバード。当局はこの男の行方を追うため、この事件の模様を撮影した動画を先週公開した。
その模様がこちらである。早速ご覧いただきたい。
この日の夜、ハバード容疑者は被害者の留守宅に不法に侵入、道具小屋から芝刈り機を取り出しおもむろに芝刈りを始めたらしい。
その様子は監視カメラにしっかりと撮影されていた。
すごく丁寧に庭を芝刈りしている!奇妙である。
・・表庭に加えて、裏庭までしっかり芝刈りしてくれる、という徹底サービスぶり。
通報を受けて警官が現場に到着したとき、ハバード容疑者が後ろ手に芝刈り機を引きずりながら走っているが目撃されたそうである。
警察に気が付くと彼は芝刈り機を捨て逃走した。その後無事に逃げおおせ、現在も捕まっていないという。
当局は監視カメラの映像を公開し、ハバード容疑者の所在についての情報を募っているとのことだ。
ネットに飛び交う憶測
奇妙すぎるこの“芝刈り泥棒事件”。この事件のニュース動画には8,000 件を超えるコメントがついており、様々な憶測が飛び交っている。
「この泥棒は非常に鋭敏なユーモアのセンスをもってる!」
「彼にはただ仕事が必要なようだ。盗みは容認できないが、ただ刑務所に入れられるのではなく自分向きの仕事に就かせてあげたいね。」
「この泥棒には彼なりのこだわりがあったんだよ。」
「彼は芝刈り機を盗むつもりはなかったんじゃないの。ただ芝刈りをしたかっただけかも」
「芝刈り機を後ろに引きずりながら警察から逃げられるとしたら、警察に問題がある」
「罪を犯す前にコミュニティサービスが提供されているのを見たのはこれが初めてだ」
「彼はこの行動で、“少なくともある程度稼げる位の仕事をくれ!”と言ってるんだ!」
等々。
色々な意見を見ても謎は深まるばかりである。
犯人の面は割れているため、逮捕までそう時間はかからないだろう。続報を待ちたい。
参照元:Youtube