“走るために生まれた”猫はお父さんとの徒競走に12年間無敗。林を疾風のごとく駆け抜ける。

動物

アメリカのとある田舎町に引っ越して来たふわふわした毛を持つニャンコ。
彼女は室内では典型的な猫で、食べる寝るゴロゴロするのが常。まったくアクティブではない。

しかし、屋外に出るとチーターのごとく猛スピードで走るという。

”自然の中を猛スピードで走る”ことに喜びを見出している彼女のために、お父さんは裏庭の林で彼女と徒競走を始めることにした。その時、彼女は二歳。徒競走の開催頻度は、夏は週に二回、冬は月に二回。

二人(※お父さんと猫)はこれを12年間続けているという。

これを始めた時、彼女はちょっとびっくりしたみたいだった。でも私は本気で競争したんだ。

それ以来、彼女も熱心にスタートラインに立ってくれるようになった。

お父さんがビデオで確認したところ、過去のレースで最高の記録は60m走5.8秒だそうである。
ちなみに、人類の50m走の世界記録は5秒56(ドノバン・ベイリー)。

このお父さんは12年間、世界最速の男よりも速い猫と戦っている訳だ。
心なしかお父さんの走りもだんだんと様になってきているようだ。ただし、お父さんは12年間一回も勝ったことはない。

猫もお父さんも自然の中で生き生きと健康的な生活を送っていることが、この動画からは感じられる。
お父さんにとって、長年共に過ごしたこの猫はかけがいのない友達だという。

この平和な動画には4千を超えるコメントがついている。
「彼女の顔の真面目さと強さは純粋なアスリートのそれです。彼女はプロランナー、トラックスター!」
「猫が田舎に住むと楽園だろうね。そして人間にとってもそれは同じこと。」
「チーターのような走り!こんなに完璧な走りで走っている猫を見たことがない。」
「12年たってるって、この猫結構老人だよね。長生きしますように!お父さんは彼女から何かを学んだよね。」

ふてぶてしくも生真面目そうな表情が印象的なこの猫。
実のところは、お父さんの健康を気遣って徒競走に付き合ってくれている心優しい猫なのかもしれない。

参照元:YoutubeWikipedia

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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