靴を買うのが嫌すぎる男はタトゥーをすることにした。
ある倹約家の男性は靴にお金を払うことにうんざりしていた。
この男性は履き古した靴を買い換えることをやめ、その代わりにお気に入りのナイキのシューズを足にタトゥーすることにしたという。
その様子がTikTokへ投稿され話題となっている。
@dean.gunther who needs shoes if you can permanently tattoo them to your feet.#shoestattoo#art#tattoo#nike@nike ♬ ALMOST HOME – Mad Adix, Marc Steinmeier
“もう二度とシューズを買わなくてよくなった。Just do it!”
・・・というコメントと共にこの動画を投稿したのは、南アフリカ共和国ケープタウン出身の“旅するタトゥーアーティスト” ディーン・ギュンター氏。
倹約家の男性はイギリス・マンチェスターにタトゥースタジオを持つギュンター氏を訪ね、この突拍子もないタトゥーを依頼した。
ギュンター氏は依頼を快諾、困難なタトゥーを完成すべく苦闘を始めた。
タトゥー完成まで10時間。靴は永遠に。
ギュンター氏はまずシューズデザインをフリーハンドでその男の素足に下書した。
「彼と話し合って彼のお気に入りのナイキシューズのデザインをタトゥーする事にしたんだ。彼はとっても面白がってくれた。」
下書に約2時間、両足にインクを刻み付けるのにさらに8時間もの時間を要したという。
「タトゥーの下書きを描くのが一番大変だった。足の輪郭に沿うように描かなければならないのでステンシルシートは使えない。すべてフリーハンドだ。」
そして、その上から愛用のタトゥーペンとインクを使って、靴のデザインを永遠に刻み付けた。
“素足なのに靴を履いているような錯覚を起こしたかったんだ。この足は、必ず二度見されるに違いない。”
とギュンター氏は語る。
“会話のきっかけになることは間違いない。彼の奥さんも気に入ってるよ!”
このTikTokは大反響を呼んだ。ギュンター氏は、先月にも“腹筋のシックスパックをタトゥーで実現”、という投稿をしており話題を呼んでいる。
これ以外にも、リバプールのタトゥーコンベンションで3日間かけて完成させたアフリカ風タトゥーで賞を受けるなど将来を期待されている。
ご興味ある方はぜひTikTokをチェックいただきたい。
しかしこのシューズタトゥー、会話のきっかけになるためにはいつも素足でいなければならない。この倹約家の男性の足裏の健康が心配ではありますね。