生後わずか1日の娘の耳にピアスを開けたコロンビアに住む母親の投稿が波紋を呼ぶ。

カルチャー

新米ママの無邪気な投稿

”時がたつのは早いわね。あなたがこんなに小さいのが恋しいわ。”
というキャプションを付けて娘の動画をTikTokに投稿したのは、南米コロンビアに住む新米ママ。

彼女にとっては単なる”生後1日”と”生後3か月”の比較動画だったが、それが予想外の議論を呼んでいるようだ。

@laraticaofficial 𝚃𝚑𝚎 𝚝𝚒𝚖𝚎 𝚙𝚊𝚜𝚝 𝚝𝚘𝚘 𝚏𝚊𝚜𝚝 🥺𝙼𝚒𝚜𝚜𝚒𝚗𝚐 𝚢𝚘𝚞 𝚋𝚎𝚒𝚗𝚐 𝚝𝚑𝚒𝚜 𝚜𝚖𝚊𝚕𝚕 #foryou ♬ In The Stars – Benson Boone

動画では新米ママの娘、ララちゃんがスタッド(キャッチ式)ピアスをつけられている様子が映る。この時、なんと生後1日目だそうだ。
そしてクリップが切り替わり、生後3か月のララちゃん。今では彼女は耳に銀のフープ(リング式)ピアスをつけている。

生後一日でのピアスが波紋を呼ぶ

ララちゃんは耳にピアスを開けることに”ほとんど反応を示さなかった”そうだ。
6月9日、ニューズウィーク誌の取材に答えた母親は、

生まれてすぐピアスを開けることは私が望んでいたことであり、私たちの国でそれは可能なんです。
出生後数日は子供が1、2歳のときよりも開けやすいと思います。実際、ララは医者がピアスを開けた時何の反応も示しませんでした。

この動画は現時点で110万回近く再生され、何千ものコメントが寄せられている。
ほとんどが生後1日の赤ちゃんにピアスを開けるのは早すぎるのでは?という、やや批判的コメントだ。
子供が自分で判断できる年齢になるまで待つべきだ、という親の意見も目立つ。

しかし、
「ある文化では幼い女の子の耳にピアスを開けるのは一般的なこと」
「私だけかもしれませんが、私の子供が生まれた日に耳にピアスを開けることは、私の心配事のリストのはるか下にありました」
という意見も散見される。

たしかに、ヒンドゥー教が盛んなインドでは伝統的儀式の一つとして、生後1年以内もしくは3歳の女の子にピアスをあける。小さな子供にピアス、というのが身近な文化も世界には多くある。

あまりそういう文化がない国の人間としては、驚きと共に「本人の意思確認してからにしてあげなよ・・。」と思ってしまう所ではあるが、世界には色々な文化があり、それぞれ尊重し合うべきなのは当然のこと。

ともあれ、イヤリングをつけたララちゃんがとても美しいのは確かである。

参照元:relrules.comNewsweekTiktok

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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