彼女の浪費癖に腹を立てバッグに放尿
このほど、韓国の裁判所が31歳の男性に対して元カノに損害賠償金150万ウォン(約15万5千円)を支払うよう命じたと報じられた。
その理由というのが、男性が元カノの所持品であったルイ・ヴィトンのハンドバッグに放尿したからだというのだ。
Man Ordered to Pay Ex-Girlfriend $1,150 After Urinating in Her Louis Vuitton Handbag https://t.co/GCSHPkqG86 #weirdnews #offbeat #odditycentral #LouisVuitton pic.twitter.com/aM26XIFiGl
— Spooky (@OddityCentral) August 18, 2022
昨年10月、この件の被告とされるソウル出身の男性は当時交際していた女性の自宅にいたときに口論となってしまった。女性がブランド品に大金をつぎ込み借金をしていたことに腹を立てた男性は、寝室に行くとルイ・ヴィトンのハンドバッグを取り出し、女性の目の前でバッグの中に放尿したというのである。
男性側に損害賠償金15万5千円の支払いを命じる
女性はすぐさま警察に被害届を提出したが、男性は放尿するふりをしただけだと真っ向否定。バッグに消臭剤を入れて証拠を隠滅しようとさえしていたが、国立科学捜査研究所の専門家がバッグの中から採取したサンプルを分析すると陽性反応を示し男性のDNAと一致したことが証明された。
結局、多くの証拠が揃っていたために男性は自身の恥ずべき行為を自白することとなったというが、ソウル中央地裁のパク・ヘリム判事は今回命じた損害賠償額15万5千円というのは、男性が初犯だったこともあり極めて寛大な賠償額だと述べている。
借金をしてまでもブランド品にお金をつぎ込んでいた彼女の浪費癖に腹が立ったその気持ちは理解できなくもないが、ブランドバッグに放尿をしたからといって解決する事案ではなかったことは明らかだったのではないだろうか。