中国内モンゴル自治区で数百頭の羊が12日間、輪になって歩き続ける映像が撮影され憶測を呼ぶ!

ミステリー

中国北部の内モンゴル自治区。ここで数百頭の羊たちが円を描いて歩き回る映像が今月16日に報じられ話題だ。

この羊たちは11月4日に歩き始め、報じられた時点でなんと12日間もの間ずっと連続してこの動きを続けているというのだ。
この奇妙なシーンの動画は、中国国営放送”人民日報”が11月11日に公開したもの。羊は全く健康らしく、この異常な行動の原因は謎のままであると報じている。

何とも奇妙だ。一群の動きに加わらず、外から見ている羊もいれば中心でじっと立っている羊もいる。
イギリスの大衆紙「Metro」では、”ミャオ”と名乗る羊の飼い主のインタビューを報じており、ミャオ氏は、「この光景は数頭の羊から始まりこの規模まで拡張していった」と述べているという。この農場には34を数える羊小屋があるが、この羊小屋の内の1つ、13番の羊たちだけがこのような行動をとっているそうだ。

この羊の行動はリステリア症という細菌性の病気(別名「旋回病」)が原因ではないかと推測している人もいる。この病気は脳の片側が炎症を起こすため、罹患した動物はしばしば旋回行動をすることがあるという。病気の発生原因としては、腐敗した家畜用飼料や低品質の家畜用飼料の影響があると考えられている。しかし羊や山羊においては通常であれば、症状が現れてから24〜48時間以内に死亡するという。

何とも不気味な光景で、この羊たちをいくら数えても眠ることは出来なさそうだ。一体、この旋回歩行は12日を超えいつまで続きのだろうか。後報を待ちたい。

参照元:Youtube,Metro

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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