“化粧とファッションは私のライフスタイル!”ドレス姿で中華鍋を振るう焼きそば屋台の美人店主が中国で話題

カルチャー

超ファッショナブルな焼きそば屋台美人店主

中国・広東省中部の都市、東莞市のとある屋台が人気を呼び話題となっている。
話題の主は焼きそば屋台の女性店主。彼女は料理人とは思えないファッショナブルな服装と、その美貌に似合わない豪快な鍋ふりを日々路上で披露している。

昨今その様子がSNSで話題を呼び、『東莞の焼きそば姉さん(東莞炒麺女)』と呼ばれ人気を博すようになった。その様子、早速ご連頂きたい。

この女店主はタン・シンさん35歳。彼女は取材を受け、

“このメイクや服装は私のライフスタイルなのよ!広告や宣伝でやってる訳じゃないの”

と語っている。

華やかな服装とその美貌に初めは目を奪われるものの、見事な鍋さばきは明らかにプロのそれだ。それに、この二の腕の逞しさが日々の仕事の積み重ねを物語っている。

二児の母は元ネイルサロン経営者

中国メディア「极目新闻」によると、タン・シンさんは2018年から夫の焼きビーフン(米麺)の屋台を手伝っているとのこと。当時、彼女は近くでネイルサロンを経営していたという。
そして2021年、彼女の夫は長年の腕の酷使によって腱鞘炎を患い、重い中華鍋を振ることが出来なくなってしまった。夫のリタイアを受けてタンさんは奮起、屋台の運営を彼女が取り仕切る事となった。現在、彼女は1日7~8時間もの間、麺を炒め一晩に200杯以上を売り上げて家計を支えているという。

SNSを見た一部の人々は、「彼女は客寄せパンダにすぎないのでは?」「これ彼女のバックにはマーケティングチームがいるんじゃない?」といった穿った見方をいる人もいるという。そういった意見に対して、

毎日7~8時間後、こんな服装をしているのは過去に髪やネイルアートの仕事をしたプロとしての習慣からです。

そして私の母も仕事をしながらいつもきちんとした服装をしていた。その影響もあるかもしれません。

と答えている。このファッションは自分のライフスタイルであって文句を言われる筋合いはない、と彼女は意にも介していないようだ。

現在、彼女自身と彼女の屋台は人気を呼び、遠くの地域から彼女を一目見ようとやってくる人が多くいるようだ。さらに中国版TikTok「Douyin」で42万人以上のフォロワーを得ている。

そして彼女は現在の屋台の人気は意外なことと語り、

私は2人の子供を育てなければならない。もっと沢山の人に屋台に来てもらえるよう頑張る。

とインタビューに答えている。まさに『母は強し』。こんな働き者でキリっと美しい母親を持った子供達は誇らしいでしょうね。

参照元:Forbidden NewsYoutube

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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