LEDで光る義眼が話題の美女
今、中国人美女シア・トンさん(28)がSNSで話題となっているという。その理由は、彼女の左目に注目してコチラの動画をご覧いただければわかるはずだ。
彼女の左目は義眼だが、それは一般的なものとは異なる。シアさんの装着する義眼にはLEDが内装され、様々な色に光るのだ。そして、このオリジナル義眼を製作したのは、なんとシアさん自身だというのである。
自信を取り戻すため猛勉強の末に義眼技師に
2013年、当時18歳だったシアさんは交通事故に巻き込まれ左目を失ってしまった。事故後、左目を義眼にしたものの、周囲から目を気にして自分に自信が持てなくなってしまったという。
しかし、そのままふさぎ込んでしまうシアさんではなかった。義眼を隠すのではなく、あえて目立たせようと試行錯誤した。猛勉強の末、義眼技師(オキュラリスト)になり、そこからシアさんは数々のユニークな義眼を作りSNSでファンを増やしていったのだ。
そのなかでも最も話題となった「バイオニックアイ」は、動画にあるようにボタンを押すとさまざまな色に光ったり点滅したりするものである。その動画は中国国内のみならず、世界中の主要メディアによって取り上げられた。
左目を失った後、シアさんは同じような境遇の人と会う機会があったという。その多くは孤立し、また自信を失っていたそうで、そんな人たちに再び自信を取り戻してもらうために自分が義眼技師となり、よりよい義眼を作ろうと思ったそうだ。
リアルな義眼を求める人もいれば、この話題にのぼった光る義眼のようなユニークさを求める人もいるという。義眼にも多様性が求められる時代になっているのかもしれないが、交通事故でトラウマを抱え人生が激変してしまったにもかかわらず、それをポジティブに方向転換させたシアさんの大胆な行動には称賛の声が溢れている。