一昨日、ワールドカップ決勝戦として稀に見る熱戦を見事制したアルゼンチン代表。PK戦までもつれ込んだ接戦で大活躍を見せたのが、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネス。しかし、彼は闘いの後の授賞式でゴールデングローブを授与される際、こんな珍ポーズを取り物議を醸した。
@emimartinezz1 with the Golden Glove award as a massive cock. Lovely. #WorldCup2022 pic.twitter.com/sEuspIejnC
— Hoodwink #UTL (@Hoodwink1983) December 18, 2022
マルティネスは興奮冷めやらぬ観客達と何十億人ものテレビ視聴者の前でトロフィーを手に取るや、なんとそれを股間へおっ立てた!のである。背後に立つカタール当局者(プリンス?)はこの少々わいせつなジェスチャーを冷静に見守っているが・・。この瞬間はSNS上でちょっとした騒ぎになった。
その後、彼はアルゼンチンのラジオ局『La Red』の取材に答え、
観客席のフランス人達がブーイングしてたからやったんだよ。傲慢な態度は僕には通用しないんだぜ!
とその珍ポーズを取った理由を語った。
実はマルティネスには前科があり、この珍ポーズをするのは今回が初めてではない。昨年コパ・アメリカで同じくゴールデングローブ賞を授与された際にも同じ類のポーズをしていて、ある意味一貫性があると言える。
あの世界一注目されている局面で平然とプレー出来るにはこれくらいの度胸が必要なのであろう。
2022年12月18日、FIFAワールドカップカタール大会・決勝戦アルゼンチン対フランスは延長戦に突入するも3-3の引き分けで試合終了のホイッスルを迎え、勝者はPKで決定することになった。マルティネスは2本のPKを止めて母国の勝利に大きく貢献した。
試合後、アルゼンチン代表のヘッドコーチであるリオネル・スカローニ氏は、次のように語っている。
「試合は完全に狂っていた。ただのサッカーの試合であり、それ以上考えるべきでないことは分かっている。しかし、アルゼンチンではサッカーはただのサッカーではないのだ。私たちに祝福を!!」
アルゼンチンは1978年と1986年に優勝して以来、ワールドカップ優勝は3度目となった。おめでとう!