7歳のシリア人少女、倒壊した家の瓦礫から弟を守り抜き地震発生から36時間後に無事救出される

事件

がれきの下敷きになった少女が、傍らにいる弟の頭を必死に守っている。胸が張り裂けるような映像がTwitterで広まっている。
2月6日に起きたトルコ南東部を震源とする大地震で大きな被害を受けたシリア北部の村。倒壊した家の下から少女が弟と共に救出された。その発見時の映像はSNSで世界中に拡散されている。

この映像を撮影した救助隊はシリア北部の村ハラム近郊で救助活動を行っていた。彼らはコンクリートのがれきの下で、7歳の少女マリアムとその弟のイラーフ (年齢は不明) を発見した。2人はがれきの下に36時間以上閉じ込められていたという。幼い姉は弟の頭に手をかざしてその頭を守っている。

「私たちをここから出してください。何でもします」

と、少女は救助隊員に弱った声で話している。救助隊員は少女に優しく「大丈夫、大丈夫」と答える。

その後、少女と弟は救助隊によって救出され、安全にベッドに座っている様子が別の映像では映っている。その救助の様子に地元住民たちは歓声を上げたという。少女らはその後、無事病院に運ばれたそうだ。

激しい地震による死亡者数は、現在のところ、トルコとシリアの国境沿いで約 12,000人に上っているという。

参照元:TwitterLadBible

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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