今月11日、インド・西ベンガル州フーグリー県のアランバーグ地区で突然街中に野生の象が現れ、人々を襲った。
この衝撃の映像では、街中を突進する巨大なゾウの様子と、逃げ惑う人々、そして人でごった返す店先へ突進するソウの様子が確認できる。
この映像の後、街中をさまようゾウを森林局職員がガルベタの森へ向かって象を追いやろうと試みたがうまく行かなかった。最終的にゾウは麻酔銃で鎮静化され北ベンガルに運ばれたそうだ。
この騒動で2人が負傷したという。幸いにも死者はいなかった。
本来、頭がよくて温厚な性格と言われているインドゾウ。古くから家畜として人間に飼育されているゾウは、木材などの大きくて重い荷物を運んだり、人を背中に乗せたり、祭礼の行事に使われたりなど、さまざまな役務を担ってきている。それと比べると野生のゾウはやはり荒々しく人を襲うこともままあるようだ。
さらに、インドでは2022年末時点で14億1700万人と人口が急増し、ジャングルや森などのゾウの生息地を犠牲にして都市や町が成長している。それにつれて、野生のゾウが人々と接触する機会が増えている。インドとスリランカでは、毎年250人以上の人間がゾウによって殺され、また人間によって400 頭以上のゾウが殺されているという。
参照元:Youtube
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