ブラジルの青年に乗って海上を移動するタコが撮影され話題に!ただしクチバシや毒に注意が必要だ!!

動物

ブラジルの南部に位置するサンタカタリーナ州で撮影された映像が話題となっている。
その内容は、タコと人間が泳ぎながら戯れる珍しいもの。ずいぶん人懐っこいタコがいたものだ。早速ご覧頂きたい。

この映像は「タコを捕まえた後、タコと一緒に泳ぐ青年。」とキャプションを付けてYoutubeに公開されたもの。1月20日にサンタ・カタリーナの海で撮影されたものだそうだ。

泳ぎながら海から顔を出した青年の顔には、なんとタコがピッタリと張り付いている。珍しい光景に、周りは笑い声ではやし立てる。
青年はひとしきりカメラにこの様子を映した後、なんとかタコを剥がそうと海中に潜った。しかし、タコは全く離れる様子はない。

一緒に泳ぐ青年が手で力任せにはがすが、今度は胸に張り付く。この青年、タコによっぽど好かれる体質なのか。シーンが変わると、別の青年の肩に乗ったタコの姿が。なんだか、昔話の一コマにでもなりそうな絵面である。

「彼らの水泳の先生はタコ」「タコがこんなに仲良くするなんて、信じられない」「めっちゃ可愛いです!!!」
「とてもクールな状況」「この男性はパイレーツ・オブ・カリビアンのバルボッサの海賊の1人に見えるね」
と、多くの人はその朗らかな風景に感心しきりのコメントを残している。

だが、「タコはオウムのような鋭いくちばしを持っています。耳や肩にかみついたら、こんなに落ち着いていたとは思えない!」と注意喚起する人も。

たしかに、タコのくちばしは足の付け根にあり、うっかり手を近づけて噛まれたり刺されたりすることも良くある。また、ほぼ全てのタコは毒を持っているが、人間には無害であると言われている。ただし、ヒョウモンダコ属のタコは例外で猛毒”テトロドトキシン”を持っており、人間でも噛まれると命を落とすことがある。

日本でも近年、タコを見つけ手で捕まえようとした男性がタコに咬まれて手が腫れ・肩がしびれる等の症状が出て病院に入院するという事案が発生している。

この映像を見てうかつには真似をしないほうが良さそうだ。マリンレジャーの際には是非ご注意を!

参照元:YoutubeWikipedia

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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