ゲーム依存の息子に父親が与えた罰
スマホやデジタル機器が普及するなかで、子供のゲーム時間を決めているというご家庭は多いはずだ。その約束を守らなかったとき、多くの親御さんはゲームを取り上げ、子供はしばらくの間プレイさせてもらえなくなるのではないだろうか。
だが、中国のこちらのお宅ではそれとはまったく逆の罰を子供に与えたと話題をよんでいる。
11-year-old boy in China addicted to mobile games, father forces him to play for 17 hours straight https://t.co/LrRi65KWQw pic.twitter.com/yyg30omq9v
— Mothership (@MothershipSG) March 12, 2023
中国の現地メディアによると、3月8日午前1時30分頃、深圳の自宅で11歳になる息子がこっそりと隠れてスマホゲームをしているのを父親が見つけた。父親はすぐさま息子を叱るのではなく、ある名案を思いついたという。
そして、息子に寝ないことを条件にそのまま朝までゲームを続けるようメッセージを送ったというのだ。
さらに、翌朝になると父親は息子の担任に学校を休むと連絡し、息子はそのままゲームを続けるよう言われたのである。夜通しゲームができたうえに学校を休んでゲームができるなんてラッキーと思ったのも束の間、午後1時30分頃になると息子はウトウト眠りかけてしまった。一睡もしていないのだから当然なのだが、息子は父親に起こされ、再びゲームをするように命じられたのだ。
そう、この父親は、約束を守らなかった子供からゲームを取り上げるのではなく、強制的にゲームを続けさせたのである。
結局、ゲームを始めて17時間後の午後6時30分、息子は父親に許してもらって眠りにつくことができたという。そして、寝る前には絶対にゲームをしないことも約束したとのことだ。
どんなに大好きなゲームでも、やはり体は正直である。眠れないことの辛さを経験したこの少年は、きっと睡眠の大切さを再認識したことだろう。
参照元:Twitter、Mothership